5歳で英検3級合格のマル秘話
サイトタイトルに書いてあるとおり
息子は5歳で英検3級に合格しました。
このときは、合格してほしいという気持ちよりも
どのくらいの英語力があるのか確かめたいと軽く考えていました。
運よく合格したのでホッとしましたが
そこに至るまでにはハードルがいくつかありましたので
幼児で英検を受けるときのコツもふくめて紹介いたします。
日本語の問題文が読めない
過去問を初めて解かせたとき
日本語で書かれている問題の意味がわからない
というのです。
たしかに、中学生以上を対象にした試験ですので
その年齢になるとだれでも意味がわかるのでしょうが
幼稚園児には問題文がむずかしすぎる・・・。
答えが間違うのならまだしも
それ以前のところでつまづきました。
でも、幸いなことに英検の問題パターンは毎回ほぼ同じ。
問題文は読まなくていいから
このときはこうしなさいという解き方のパターンを叩きこみました。
これで合格できたのですから
日本語の読解力がない幼児でも、英検は合格できますよ。
解決策 : 問題は読まさずに、パターンを覚えさせる
マークシートが塗りつぶせない
英検はマークシート方式ですので
鉛筆で○を●に塗りつぶすことが必要です。
でも、5歳児はそれほど手先が器用ではないので
あの小さいマークシートを上手に塗りつぶすことができないのです。
なので、きちんと塗りつぶせるよう何度も何度も練習させました。
私の息子は同じことを繰り返すのが大の苦手なので大変でしたが・・・。
英検で英語以外のことに時間を割くのは
幼児ならではのことですね。
解決策 : 小さい○のぬり絵をさせる
受験時間が長すぎる
英検の本番では、1時間強の試験があります。
落ち着きのない息子が途中で席を立つのでは・・・と心配でした。
知らない教室で、ほとんどが中高生ばかり。
しかも、100人以上も入る教室でしたので
帰りたいとか言いはじめたらどうしようかと。
説明を聞くときには親も同席できるのですが
本番中は退出しないといけません。
そのときには、
「終わったら○○買ってあげるから、それまではここに座ってて」
と伝え頑張ってもらいました。
教室の前でずっと待っていたのですが
終了したときにはすごくホッとしたことを覚えています。
このように息子が英検会場で1時間以上じっといられたのも
過去問を何度も解かせたからだと思います。
英検とはこういうものだと思わせることができたので
違和感なしに受けてくれました。
解き方のパターンを覚えさせるために過去問を解かせたのですが、それ以外に
じっと座って問題を解く練習にもなったのです。
ですので、英検を受けさせようと考えているなら
過去問に何度かチャレンジしておくことをおすすめします。
できれば、お母さんも一緒がいいですね。
私も毎回、息子と一緒に受験練習しましたよ。
過去問を解いてみると、急に点数が上がることも下がることもなく
あまりばらつかないことがわかりました。
つまり、過去問で合格点に達していると
本番でも合格できる確率が高いということです。
英検を受けるかどうかは過去問の正解率で判断してみるといいですよ。
解決策 : 子供と一緒に過去問を解く
このように、幼児が英検を受けるときは
中高生の場合と全然違った問題が発生します。
でも、私がとったような行動をすれば
まったく問題なく試験は受けることができますのでご心配なく。
英検はきっちりとした点数が出るので
おおまかですが、そのときの英語力がわかりますよ。
ちなみに、幼児の息子が合格した最大のポイントはリスニング。
他に比べてリスニングの点数が抜群によかったのです。
ライティング、リーディングは勉強で点数を上げることができても
リスニングだけは聞かないと向上しないでしょう。
やはり、
小さい頃から大量の英語を聞かせてきたこと
が合格につながったと思います。
できれば赤ちゃんから英語に触れさせておく。
英検を受けてみて、これが大切だな〜と実感しました。
お子さんに英語を身につけさせたいなら
1日でも早くスタートする方がいいですよ。